30歳からのニューヨークライフ。

このブログは、30代にしてニューヨークに来てしまったゲイが思ったことを不真面目かつ真面目にお届けしようと試みるブログです。

Do you want cash backの罠。

先日、買い物した際に、危うく罠に引っかかるところでした。

 

というのも、マンハッタンのTrader's Joe(以下、トレジョー)に買い物に行ったときのこと。

 

※トレジョーを知らない人に説明すると、価格も手ごろな上にPB商品が充実していて、

 

郊外でよく見かけるスーパーです。

 

ショッピングバッグが地域によって少しデザインが変わっていたりして、

 

日本へのお土産に買っていく人もいたりします。

 

知っている方がいるかもしれませんが、

 

ここで売っているトレジョーオリジナルの『Pretzel Slims』というお菓子がめちゃ美味しいんです!

 

値段は3ドルくらいで、トレジョーに行くと必ず買っています。

 

塩味の薄いプレッツェルにビターチョコがかかっていて、

 

苦味と甘みと塩味がちょうどよく、本当に美味しい。

 

日本のAmazonでも買えるようですが、高すぎてびっくりしました。

 

 

そんなトレジョーですが、実はMannhattanにはトレジョーが一店舗しかないんです。

 

なので、店内は常に混んでいます。(特に夕方)

 

日本での買い物って、皆さんイメージつくと思うのですが、

 

仕事帰りにスーパーや商店街に寄ってその日、もしくは次の食べたいものを買う、というのがスタンダードだと思います。

 

なので、駅前にスーパーがあるところが多い。

 

一方、アメリカは車社会なので、スーパーは郊外にあります。

 

買い物は、一週間に一回どかっ!と買って、冷蔵庫にどかっ!と収納。笑

 

とにかく日本の生活と大きく違うポイントが、この日々の買い物だと思います。

 

(買い物に関して、細かな生活のネタはまたブログで書きます。)

 

実は、アメリカに来てから僕はプチ買い物恐怖症です。

 

日本では、スーパーやコンビニで買う時にほとんど店員と挨拶しませんよね。

 

店員から一方的な「いらっしゃいませー」と言われても、お客である僕達は、

 

ほとんど返事をしません。

 

社交辞令だとわかっているからです。

 

店員もお客もその共通認識があるから、お互いに返事がなくても不快にはなりません。

 

でも、アメリカは、必ず挨拶します…!

 

それが、自分にとっては壁なんです。

 

場合によっては、簡単な会話したりすることもあり、

 

未だ毎回ドキドキしながら、レジに並んでいます。

 

いや、レジに並んでいる間も気がぬけません。

 

なぜなら、前後の客が話しかけてくるから・・・。w

 

もー、なんでこんなにアメリカ人は話し好きなんでしょうか。

 

(この話もまた別のエントリーで書こうと思います。)

 

なかなか本題にたどり着かない。笑

 

で、デビッドカードを渡し、PINを打ち込んだ後に、

 

マシーンに「Do you want cash back? YES/NO」の表示が。

 

・・・え?お金くれるの?と固まる。笑

 

「キャッシュバックしたい?」と、聞かれたら、日本人のほとんどが両手を広げて「Yeah!」と叫ぶはずです。

 

僕ももちろんその一人で戸惑いながらも、YESを押すと、

 

10 20 30 40...と数字が画面に表示が。

 

表示された数字の意味がさっぱりわからず、しばし固まる。

 

(この中から選んで、運が良ければお金もらえるってこと?)

 

(たまたま抽選に当選して、好きなだけお金をもらえるチャンスなのか?)

 

(キャッシュバックへの応募?)

 

様々な思考が頭の中を駆け回ります。

 

この間、5秒くらいです。もちろんここはアメリカ、店員(黒人男性190センチくらい)は何も察してはくれません。

 

何を求められているのかわからない状態で変に欲を出すのは危険と思い、キャンセルボタンを押すと、

 

店員がレシートを無言で渡してきたので、セ、センキューと言って足早にレジを去る。w

 

店を出て、レシートを見ると特にキャッシュバックについて何も記載がなく、普通のレシートの様子です。

 

さっきのなんだったのだろう…と思いGoogle先生で調べてみると、

 

どうやらキャッシュバックとは現金を引き出すかどうか、と言う意味らしい。

 

まぁ確かに訳するとそうなるのはわかる。w

 

 

システムとして、アメリカではレジでデビットカードを使う時に、

 

支払いと同時に口座から現金を引き出せるようで、

 

機械に

 

「現金戻したいか?あん?」

 

聞かれていたのだと判明。

 

なので例えば、あの時10ドルを選んでいれば、

 

買い物代金+10ドルが口座から引き落とされて、

 

お釣りとして10ドルが戻されていたということ。

 

こんなのわかるわけない…

 

あの時、100を押していたら…自分の野生の勘に感謝です。w

 

毎回のことだが、アメリカでは、こうして一つ一つ経験して、間違えて、

 

覚えていくしかないのだと日々感じる。

 

こういう情報ってもちろんネットには同じ経験した人の情報があるけれど、

 

自分が体験するまでは、見えない場所にあるというか。

 

自分が間違えて初めて、こうしたらよかったのか!というのが解る。

 

大人になってそういう経験するって結構恥ずかしいもので、

 

日本ではそういう経験することはほぼない。

 

それは日本人の共通認識の中で衝突しないように、

 

色々なシステムが作られているから。

 

その心地よい場所から、ルールの無い(と言ったら語弊があるけれど)アメリカに来ると、

 

驚いたり、喜んだり、恥ずかしい思いをする。

 

アメリカに来てまだ一ヶ月目、まだまだそんなことがたくさんあります。

 

とにかく、また一つ勉強になった経験でした。

 

 

そういえば、今日はコロンバスデーで学校は休み。

 

あいにくの雨で、家でブログを書いています。

 

明日も学校が休みで、明後日は初めてのテスト!

 

今日明日と勉強して、テストに備えたいと思います。

 

では、また。