30歳からのニューヨークライフ。

このブログは、30代にしてニューヨークに来てしまったゲイが思ったことを不真面目かつ真面目にお届けしようと試みるブログです。

ニューヨークで一番危険な場所はどこ?

また怖い事件が、ニューヨークで起きてしまった。

10代の少年が、ブルックリンのブラウンズビルで真っ昼間の4時に公園で射殺された。

www.nydailynews.com

 

ニューヨークで一番危険な場所はどこか、というのは色々と意見があると思う。

現地にいる感覚では個人的には、ブルックリンのEast New York(イーストニューヨーク)のエリアは絶対に近づかない方がいいと思う。

ここは貧困層の黒人とヒスパニック系の生活圏で、麻薬などの売買も行われているとされていて、犯罪率も極めて高い。

 こちらにずっといるアメリカ人、そして黒人でさえここには近づきたくないと言っている。

 

goo.gl

 

今回の射殺事件が起きたのは、日中の4時です。

ニューヨークの4時といえば、東京の13時くらいの明るさをイメージしてください。まだまだ明るく、太陽も普通に出ていて人が活動している時間です。

 

そんな中で起きた射殺事件。

場所はBROWNSVILL(ブラウンズビル)という場所で、日本人にとっては馴染みのない場所ですが、危険度は100と言っても過言ではない場所だと思います。ここには観光するような場所は何もありません。強い目的がない限り、行かないことを強く勧めます。

 

記事を訳してみます。

A 16-year-old boy died Friday after he was shot in the head at a Brooklyn basketball court, police said.

The victim was on the court on Chester Ave. near Sutter Ave. in Brownsville about 3:50 p.m. when he was fatally shot.

Medics rushed him to Brookdale Hospital and Medical Center, where he died of his wounds. His name was not immediately disclosed.

No arrests have been made.

Police were scouring the area Friday afternoon looking for surveillance footage of the suspec

 

16歳の少年がブルックリンのバスケットコートで金曜に頭を撃たれて死亡したと警察は発表した。少年が撃たれたのは午後3:50分頃、ブランズビルのSutter Aveの近くのChester Aveにあるコートだった。救急隊は少年をBrookdale病院の救急センターに緊急搬送したが、銃撃のため死亡した。少年の名前は公表されていない。容疑者はまだ逮捕されていない。金曜、警察は犯人につながる監視カメラの映像をくまなく調査していた。

 

 

ニューヨークで危険な場所はどこか、という質問にはいろいろな答えがあると思います。僕もニューヨークに来る前にはネットで調べたりしました。でも、ブログの記事が数年前だったり、情報が古かったりして、何が正しい情報かわからないこともありました。

 

例えば、ある情報サイトでは100stより上のエリア、いわゆるハーレムは危険と書いていました。アポロシアターのあるあたりは125stです。男(ゲイだけど)の自分が行ってみて感じたのは、日中であれば大丈夫じゃないかなということ。ただミッドタウンのあたりとは人種の割合、街の雰囲気が大分違います。 黒人割合がぐっと高くなります。

 

深夜になればニューヨーク市内であっても危険度は高くなります。特に単独の女性であればなおさらです。観光に浮かれて日本にいるかのように夜中に目的もなく歩くことは絶対にしないように。絶対にです。行くなら誰かと。もしくはウーバーやタクシーを使うなどしてください。

 

また悪名高き、サウスブロンクスという意見もあります。

ここはヤンキーススタジアムがある場所でもあります。他にはボタニカルガーデンブロンクス動物園などに行く人も心配になる場所だと思います。やはりここも日中であればそこまで危険ではないと思います。もちろん長時間滞在する場所ではありませんが、明るいうちであれば観光客もいますし、夜でなければそこまで危険すぎるわけではないと思います。

過去のサイトには、もはや観光地化や再開発が進んでいるウィリアムズバーグや、ロングアイランドシティ、ヘルズキッチン、イーストビレッジなども上がっていたようですが、これらの場所は、少なくとも日中であれば大丈夫だと個人的には思います。

ただ、これは住んでみて感じることなので、観光で来る方は念には念を入れておいたほうがより安心だと思います。そしてなぜか、現地では観光できているか住んでいるかすぐわかります。笑

 

問題なのは、「ブルックリン」と一つのお洒落な街のようにくくられてイメージを持たれている場所です。実際ブルックリンはとっても広いです。そして、貧富の差や人種で棲み分けられている場所でもあります。

 

いわゆるブルックリンと言ってみんながイメージするのはマンハッタンに近いエリアのことです。グリーンポイントやウィリアムズバーグ、ブルックリンハイツ、ブッシュウィックなどです。ダンボなどのエリアもですね。いわゆる、お洒落なエリアになったところです。

 

ブルックリンでは事件もたくさん起きています。前のブログに書いたデリでの少年が殺された事件もブルックリンです。

そしてそのお洒落エリアの東側に位置するのがブラウンズビルイーストニューヨークという危険なエリアになります。

 

少し前に発売されたポパイのニューヨーク特集の記事で、現地の若者がオススメする地元フードみたいなページがあって、そこでJay'sというジャマイカ料理のデリが紹介されていました。

goo.gl

いや…ここめっちゃイーストニューヨークやん。

ブラウンズビルエリアに近い場所ですし、こんな場所をオススメとして紹介していいの?と個人的に思ってました。

 

 

 

逆に安全な場所といえば、ブルックリンから少し奥のクイーンズにあるフラッシングが大きなアジア人のコミュニティになっていて、日本人としては少しホッとできる場所なのかなと思います。僕も結構な頻度でいきます。

www.fox5dc.com

 

さて、じゃあこれからニューヨークに観光や留学に来る人に共通でアドバイスすることがあるとするなら何だろう、と考えた時思い浮かぶのは以下のことです。

 

・夜中は絶対に不用意に出歩かない。もしで歩くなら最低二人以上。

・夜に歩く距離が長い場合はウーバーなどを使う。

・ゴミが散乱している場所、日中でも薄暗い場所、人通りがない場所は避ける。

・周りの人種を見る。白人がいない場所には長居しない。(差別的な意味でなく)

・道で声をかけられてもほとんどが物乞いか物売り。立ち去る。

・女性は言うまでもなく、男性であっても危険なエリアには近づかない。

・ホテルや住居など安全はお金で買う。

・イーストニューヨークエリアには近づかない。電車などを乗り過ごして間違えて近づいた場合はすぐに立ち去る。

行動全てが自己責任であると自覚する。

 

とりあえずはこんな感じで押さえておけば、大きな危険に合うことはないと思います。

上記は個人的な意見で、自分が男であることを踏まえた意見です。それを踏まえて参考にしてもらえればと思います。

 

何か質問があれなコメントしてください。

 

では!