30歳からのニューヨークライフ。

このブログは、30代にしてニューヨークに来てしまったゲイが思ったことを不真面目かつ真面目にお届けしようと試みるブログです。

留学手続きで出会う Notary public とは?

こんにちは。

書きたいネタはたくさんあるものの、やる気が起きないダメブロガーです。ひいっ。

西海岸に行ってきたことなど書きたいのですが、情報整理中。ひいっ。

 

さて。先日学校の手続きをする上で必要な書類の作成をしていた際、見たことのない言葉に出会いました。

 

Notary public(ノータリーパブリック)なるものです。

 

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あとあと知ることになるのですが、この存在はアメリカではかなりポピュラーものらしく、また、結構簡単に取れる資格のようで、比較的多くの人が持っているようです。

 

僕自身まったくこの存在を知りませんでしたので、書類を提出する時にこの項目を無視して(すな)、アドミッションセンターに空欄のまま提出したところ、「あなたここ(Notary public)が無記入ね、ダメよ」と言われて処理が保留になりました。ちなみにこの書類は、I-20を得るための申請書類で、いわゆるバンクステートメントなどの通学資金を証明する書類の一項目としてありました。

 

そして、「今ノータリーができる人が昼ごはんに行っているから、戻ったらサインできるか聞いてみるね、10分くらいそこで待ってて」と言われ待つことに。この時点で、僕はさっぱり何のことなのかわかっていません。その項目がそんなに重要だとも思っていませんでした。(待ってる間に調べろ)

 

そして10分ほど立ち男性スタッフが戻ってくると、対応してくれたスタッフと何やら話して、その場でささっとサイン。そして「よかったわね、サインしてくれたわよ」と言って完了になりました。

 

この Notary publicというのは、いわゆる僕が書類にしたサインが本人のものと証明しますよ、という目的のサインであり、一般的には僕が目の前でサインしたのを確認して、そのあとにNotarize(ノータライズ、Notaryの動詞です)のサインをするみたいです。

僕の場合はアプリケーション書類への自分のサインを、その男性(Notary)の前でしなければいけなかったのですが、すでにしてしまっていたので、本来であればダメだったと思います。でも、アドミッションのスタッフが気をきかせてくれて、サインをしてくれたおかげで、スムーズに処理を進めることができました。

 

さて、このノータリーパブリックをする必要があるときに、どこでするかというと一般的には資格保持者のところに行く必要があります。

グーグルマップで Notary publicで調べると、UPSストア(できるのか確認してません)や弁護士事務所などいろいろなところが出てきますが、一番のオススメは銀行です。口座があれば基本無料でしてくれます。

 

僕はこの応募書類の他に、再度Notary publicをする機会が直近にあり、銀行に行ってNotarizeしてもらってきました。銀行員の方は基本的にNotaryの資格を持っているのか、「ノータライズしたいんだけど」というと、その場ですぐにしてくれました。もちろんその際は、スタッフの前でサインをし、そのあとでNotaryのサインとスタンプを書類に押してもらいました。

 

この制度、日本人にとっては全く不慣れな物だと思います。日本は印鑑文化なので、認印があればさらっといろいろ済ませられますが、アメリカではサイン文化に慣れていかないといけません。

 

留学情報サイトでは、こういう情報ってなかなか乗ってないんですよね。僕がさらっとグーグル上位検索した中でも、当時留学生でこの話題をブログにしていたのが1件のみ。そもそも留学生に関係のあるものとみなされていない気がします。

 

なので、ここで3つ断言します。

 

1.Notary publicは留学生が覚えておくべきアメリカの文化。

2.もしNotary publicを求められた場合、自分の口座のある銀行へ行け。

3.自分のサインはNotaryの前で。誰もいないところではすな(多分無効)。

 

このブログが誰かの役に立ちますように!

ではまた!