アメリカで国際切手返信券と国際郵便為替を買う。その1
こんばんは。
こちらは水曜日の21時半を回ったところです。
長い休みに入り、ここ最近は来年から通うための出願資料を取り寄せているところなのですが、その過程で面白い(個人的には苦労した)話があったので書こうと思います。
卒業した日本の大学から卒業証明書と成績証明書を取り寄せるために、
大学の事務所とやりとりしていたところ、海外からの証明書を請求する場合は、
「国際切手返信券で該当料金分の枚数を買って返送してください」ときた。
また、証明書の発行(1通300円)も、
「振込等では受け付けておらず、国際郵便為替で料金を支払ってください」とのこと。
聞いたことがないのでググってみたところ、
国際切手返信券は、国際間おいて指定された金額を切手に変えられるもの、
国際郵便為替は、国際間において指定された金額を現金に変えられるもの(一般的な為替と同じですね)、と出てきた。
ちなみに、
国際切手返信券は International reply coupon,
国際郵便為替は International postal money order
と英語では言うようです。
大学から言われたたことに間違いないだろうと指示通りまずは郵便局へ。
ペンステーションの裏手には大きなUSPSがあって便利なので、そこに行きました。
クリスマス前だからなのか、微妙に混んでる局内。
窓口もセルフサービスの機械も行列です。
こういう時にアメリカの公的機関のサービスと日本は本当に違うなと思う。
日本で大抵の待つシチュエーションの際には、番号の書いた引換券的なものが配られると思いますが、こちらは単純。
ただひたすら列に並んで待つ、というのが普通。笑
もちろん自分も並びます。
並んでいるとどこからともなくふらーっと現れた黒人のおじさんが空いてる窓口に行ってイチャモンをつける、それに対応しているため列が進まない、おじさんが先に済ませて帰る、ということが普通にあります。(慣れました)
20分くらい並んで自分の番が来て「ネークス!(NEXT!)」と叫ばれて窓口に行き、
まず国際切手返信券が欲しいんだけどと言うと、おばちゃんがさらっと、
「それもう何年も前から売ってないよ」
と。
多分、自分口がぽっかーんと開いてたと思います。
動揺丸出しで、えっ、ちょ、そうなの?と聞き返すと、
「うん、正確にはあれだけど15〜20年くらい前から売ってないんじゃない」
と。
おいこらテメェ大学事務局…!と心の中で思いました。笑
後から調べてみると、確かに2003年にアメリカでは販売が中止されました。
理由は「売れないから」。笑
いかにもアメリカらしいなと思います。
他の国では扱っているようなので、アメリカ以外の国では購入が可能だと思います。
それにしても母校の大学の事務局が14年もの間、それに気がつかなかったのかと思うと、本当呆れるというか。留学生も多い大学なので、海外から請求する卒業生は絶対にいたと思うんだけどなーと。
International reply couponは諦め、International postal money orderを聞いてみると「あるよ、いくら分?」と聞かれ、金額を伝えたところ、金額プラス手数料約9ドルが足された請求でした。
手数料高い…。泣
12ドルの為替を発行するのに9ドルの手数料って。
今後検討している方の参考になれば幸いです、ほんと。
とりあえず、為替はゲットしたものの、その日で結局終わらず。
と言うもの、アメリカから日本に国際郵便を送る際にどの方法で送るかという問題があり、それにも頭を悩ませていました。
調べると出て来るFirst-class mail や Priority mailなる単語、その他郵便局で無料で配ってる封筒、有料の封筒、切手代金はいくらか、追跡可能か可能じゃないか、などなど、もうね、一瞬本当に嫌になりました。笑
それについては、次回書こうと思います。
とにかく今日のブログで言いたかったことは、
「アメリカでは国際切手返信券は10年以上前から買えない!」ということ。
もしアメリカ在住で、この方法を先方より提案を受けた際は、
売ってないとはっきり言いましょう。
調べたけど、この事実を書いたブログが無かったんですよ、ほんと。
今日の記事が誰かの役に立つことを心から祈ります。
Have a good night, take it easy!